ヒューマンデザインのレイブチャートを読み解くのはとっても楽しい作業です。
自分が生まれた時とその3ヶ月前のデザインを現したチャートには、人生を生きる上で全ての情報が詰まっていると実感します。
私のタイプはマニフェスターといって、4つのタイプがある中で唯一のエネルギータイプです。
エネルギータイプというのは「自ら動き出すことができる」という意味で、自分の人生の舵取りを自らが握ることで発展させていける。
他の三つはそれぞれ他からの働きかけを「待つ」ことや「招待」、もしくは「月の満ち欠けを待つ」必要があります。(それぞれの意味はまた別の機会に)
マニフェスターだけが自分の内なる力と基準とするもの(これは人により違います)にのっとり、「宣言」することで動き出せるのです。
ところが…
マニフェスターの人の多くは、この「宣言」ができません。
私自身も覚えがありますが、マニフェスターとして生まれた子供のほとんどが成長する間に「自ら動き出すという性質」と親の躾(しつけ)がぶつかり合う経験をしています。
「なんでそんなことを思いつくの?」
「どこへ行ってたの?気がついたらそばにいないから心配してたのよ?」
「なにをしているの?親に黙ってそんなことして!」
こんな言葉を親から掛けられたことのない子供はいないと思いますが、特にマニフェスターには苦痛なのです。
一度ならずこんな言葉を掛けられて育ったマニフェスターの子供は、やがて何かを思いついた時に真っ先に妨害されることを恐れるようになります。
だから何も言わず、黙って実行するようになります。
すると(親のほとんどはマニフェスターではないので)ますます怒られる。
そしてますます言わなくなり、内に篭り、マニフェスターから本来の自分自身にあるはずの長所を奪います。
これをヒューマンデザインではNot-Selfの状態と呼びます。
Not-Selfの状態が続くとマニフェスターは「怒り」を覚えます。
マニフェスターにとっての不幸とは、「怒り」を感じる状況や関係性なのです。
*
マニフェスターが本来の自分を取り戻せば怒りは解消され、「平和」になります。
それをもたらすものが「宣言」、自分がやろうと思うことを周囲に知らせることです。
上にも書いたとおりマニフェスターは自ら動き出すことができる唯一のタイプです。
だから他のタイプにはその行動は予測不可能であり、自分たちを脅かす存在として受け止められてしまいます。
その誤解を避けるために、マニフェスターは自分の行動の理由をあらかじめ周知する必要があるのです。
ここまでの記事を読んで自分のタイプをお知りになりたくなったら以下のURLから無料でレイブチャートが出力できます。
http://humanjp.com/free.html
(生年月日と生まれた時間が必要です)
そのタイプでマニフェスターとあれば、ぜひ、明日からでもご自分の行動を起こす前に関係する人々にそのことを告げてください。
上に上げたような経験があればあるほど、怖いと思います。
だから許可を求めるのではなく、「今からこれをやる」「いつかこうしたいと思っている」と言えばいいのです。
今の世界でマニフェスターは全人口の8%しかいません。
ですから黙っていてもマニフェスターの行動の意味はまず伝わらないのです。
私も「宣言」をすることの怖さを乗り越えてきました。
すると世界が本当に変わり始めました。
怖さを乗り越えるだけの値打ちは十分にあったと思っています。
*
つい自分のタイプだと熱くなってしまいます(苦笑)。
人口で一番多いタイプはジェネレーターで70%以上ですから、この記事が必要な人はこのブログを読みに来る人で何人いらっしゃることか。
だからこそ、全てのマニフェスターに、何故タイプの名前に「宣言(マニフェスト)」とつけられているのか、その意味を知ってもらいたいと思います。
自分はここにいる、やりたいことをやると「宣言」することを恐れないでください。
(余談)
8%しかいないはずのマニフェスターですが、実は私の周辺には結構いて、6人を確認しています(汗)中には全く同じ誕生日の方も!
どの方もキャラが立っているというか、濃いです…と、言うことは自分も…オホホホ(謎)