昨日はトールペイント・バッグ作家のさいとうひとみ先生と、おいしいランチにお出かけしました。
以前、あべののカフェで出張鑑定を行っていた際、カフェの店長をされていたさいとう先生はもう8年ほどのお付き合いになります。
一昨年カフェを閉店され、創作活動に打ち込んでいらっしゃる先生と、当時は毎週のようにお会いしていたのに最近はとんとご無沙汰でした。
時々メールをやり取りはしていたのですが、私も先生も来月中ごろからはこんな時間はとれないかもと、以前からお勧めしたかった酵素玄米ランチを食べに、摂津富田のオーガニックカフェ「寿(ことぶき)」さんに伺いました。
ここの酵素玄米ごはんとお惣菜は本当にヘルシー。
食前に飲む青汁に箸休めのお漬物、汁物、おかず、どれも素材の優しい味を本物の調味料で食べさせてくれるお店です。
さいとう先生も喜んでくださり、私もひと安心でした。
その後、せっかくここまで来たんだし、とこれもお連れしたかった大山崎山荘美術館へ。
朝ドラで主人公の夫のモデルとなった竹鶴政孝(マッサン)ゆかりの美術館として話題になりましたね。
ここはおととし一人で出かけてとても気に入ったので、また行きたかったのと、今の展示物が着物作家さんの作品展ということで、和装がお好きな先生も見たいかもと思い、お誘いしたのでした。
もともと、あべののお店も内装をご自分でデザインし、壁の漆喰やペンキ塗りまでご自身でされるほど建築にも興味がある先生を知っていたので、「寿」のような古民家やあのバーナード・リーチもかかわったとされる洋館美術館をぜひお見せしたかったのです。
案の定喜んで見て回られ、常駐展示であるモネの睡蓮やクレイ、シャガールなどの有名な絵画、今の寒々しいからこそ美しい(と、私は思っている…ワビサビみたいな?)庭園を歩いてきました。
おしゃべりも楽しめたし、いい休日でした。
美術館は撮影不可なのでティールームの写真です。
ここはテラスもあり、時期がよければ京都の街並みを楽しみながらお茶やお酒(さすが酒造メーカーの持ち物(゚ー゚;)を楽しめますが、昨日の気温は最高8℃、ちらちら小雪が舞っておりましたので大人しく室内でお茶をいただきました。
その時の企画展に合わせ、リーガロイヤルホテル京都のパティシエが拵えるというケーキは、いつも芸術品並みの美しさとホテルメイドのさすがのお味で、これもとってもよかったです。
ずっと制作とトールペイント教室のお仕事で、ここのところは作品展の時のお出かけが多かったさいとう先生にとっても、息抜きになったようで何よりでした。
さいとう先生の次回作品展は2月7・8日に三重県名張市にある蛭子神社のお祭り八日戎に出店されるとのこと。
例年5万人は訪れるという地元では有名なお祭りで、新たに作品に加わった猫ちゃん柄の小物や、先生のキャラクターであるウサギやイチゴの絵柄の入った布小物、バッグなどが並ぶそうです。
お近くの方、お祭りに行かれる予定のある方はぜひ見にいってみてください。