初めて読んだのは「クララ白書」。
映画にもなりました。
大好きだった「なんて素敵にジャパネスク」もすごく面白かった。
小学校の頃から源氏物語でハマった平安文学を、こんなに面白くライトノベルとして読ませてくれる作家は本当に少なかったのです。
でも、一番好きだったのは「ヤマトタケル」でした。
こんな悲しい話は無いと思いながら、大泣きしながら読みました。
感謝と共に、あのお話の最後の一節を今、天に還った氷室冴子先生に捧げたいと思います。
「ヤマトタケルに、挽歌を」
51歳は早過ぎました。
どうぞ安らかに。
ありがとう。