最近、スピッツばかり聞いているFuuです。
彼らの曲を聴くようになったのは映画「プライベートセックス」でエンドロールでかかっていたのがきっかけで。
その時かかっていたのは「夢追い虫」だったかな。
ポップな曲調なのに歌詞がフォークっぽいと思ったのが第一印象で。
聞けば聞くほど歌詞が面白く、曲のポップさとの対比が絶妙なアンバランス(?)をかもし出しているなと。
通勤にも聞いていましたが、今は家に居てもi-pod 30GBを腰からぶら下げて家事をしています。
PCを使うときはi-tuneで。
特にお気に入りなのが「不思議」という身もフタもないタイトル(笑)
恋をして不思議な気持ちっていう非常に青臭い歌詞ですが、読めば読むほど意味深で。
文章を書くのを趣味にしていますが(その割にブログはさぼり気味?)スピッツを聞いていると、書かなくてもこれ聞いていれば気持ちいいかも、と思うほど、ヤバイです。
ヤバイ、というのは私が文を書くのは気持ちいいからです(汗)
自己陶酔?かも知れない…だから人に見せないでも楽しいのですが。
8年ほど前に、人に見せるため、喜んでもらうために書いていた頃はこんな気持ちはわかりませんでした。
あの頃はwebに駄文をアップして、創作ウエブリングにも入ってお客さんがたくさん来ることばかり考えていました。
感想をもらうのが楽しくて、自費出版した本を買ってくださる方がいらっしゃるのが楽しくて。
いろいろあってお話を書くことをやめてからも、あの頃のことを忘れられなくて。
最近は、書くことは趣味でもいいなと思っています。
やめる直前の自分の書いたものを読むとある種、すごい迫力がある。
気迫というのか、文も自分で言うのもなんだけどかっこいい(爆)
もう、これは書けないな、と思うんですね。
でも、もういいかな、とも思う。
お客さんを意識した文は、それはそれで必要なことだけど、自分はそれをもう必要としていないなって。
今、書いているものはおそらく誰にも公開しないかなと思います。
ただ、書くことはすごく楽しいから続けるけど。
あの頃はお話書いて、読んでもらって、本にして、それから、それから…って、視点が常に全速前進!って感じだったと思います。
今は出来るだけ、この世界で遊んでいたい、自分の世界を大切にしたいなって、感じます。
それが良い事か、悪い事かを考えなくなったというか。
お話を書くのは小学生からやってきたけれど、それは自分を表現できる方法を他に知らなかったからで、今はそれだけじゃないことを知っているから。
今のこの時間を、大事にしたいなあ…
それが、実感です。
すっごい青臭さに自分で砂を吐きそう(笑)