闘病ブログ更新しました。
『ウィッグ帽子』
誕生日だった金曜日、ノープランだった私。
せっかくの誕生日、特に今年は前半寝たきりだったから、なにか非日常を味わいたかったのです…こういう時!舞台、ミュージカルを見るのが一番なの~
朝から劇団四季・宝塚歌劇・東宝・歌舞伎とサイトをチェックして一番興味をそそったのが梅田芸術劇場でかかっている「レディ・ベス」でした。
これも今日が千秋楽で、観るなら今!と家を飛び出し劇場へ。
無事当日券を1FS席センターをゲットしました
マチネ(昼の部・フランス語らしいです)とソワレ(夜の部)で主役その他が交代するWキャストでしたがキャスト表は観ずにあくまで自分都合(まだ夜のお出かけは控えてます…疲れるのでね)で昼に。
そばのロフトやランチにサンミさんでご飯など食べて時間を潰し、13時、改めてワクテカしながら劇場へ戻りました。
で、しばし夢の世界へ…♪
最初に登場したのがヒロインの家庭教師であるアスカム先生、山口祐一郎さん♪美声です。
そしてヒロイン、花總まりさん演じるレディ・エリザベス~まりさんと言えば宝塚のトップ娘役として長く君臨された方ヅカオタでもある私にとっては、安心して観られる女優さんです。
トップオブ娘役、ザ・娘役と言えばこの方です~相変わらずお美しい…可憐だなあ。
wikiでアラフォーと聞いて驚きました。いや、失礼な意味ではなく、本当に可憐だから…
ベスと恋に落ちるロビンも流れ者らしいワイルドさがだんだんベスを守る騎士の様になっっていくところとか、敵であり姉でもある「血まみれ(ブラッディ)」メアリー女王の孤独さなどがアップテンポで語られて行きます。
今回、思わずおおっ!!と目を見張ったのが、メアリーの政略結婚相手、スペインのフェリペ王子を演じる古川雄大さん。
何しろ登場シーンが片肌脱いだセクスゥイーなお姿、まさに王子様でした~
彼にはぜひ、「花咲ける青少年」の“ムスターファ”、ユージン・ド・ヴォルカンを演じて欲しい~ツボにはまりました♪
その他キャストはご覧の通りでした。
ソワレも観たかった…平野綾ベス・石丸アスカム…石丸さんは昔から好きでしたし。
ヅカ・四季卒業生は安心してみていられますからね。
最後までとても楽しんで観られましたが、ちょっと気になったのが歌です。
曲はいいのに歌詞がちょっと無理がある?なんだか曲の格調の高さとちぐはぐな気がしました。
この演目も海外の演出家が作ったいわゆる輸入ものですが、日本語訳の平易すぎる表現がもったいない気がしました。
東宝ミューは演目が華麗で壮大なものが多いので、歌詞ももう少し格調高い方が合っていたんじゃないかな。
衣装も素敵だったしセットも斬新だったからそこが少し、残念でした。
東宝は次回はファントム、M!と既存演目が続きますが、レディ・ベスも今後何年もやり続けるなら歌詞は再考して欲しいです(ちょい辛口)。
ここからは余談。
劇中、アスカム先生がベスを「女王になる運命」と歌うのですが、その根拠が占星術でした。
調べてみるとエリザベス1世のお気に入りに占星術師がいたそうで、アスカムは彼がモデルなのかな。
ベスが天球儀を挟んでアスカム先生と話をするシーンがあり、そこで自分の出生時間まで叫ぶのですが、すっかり忘れてしまった~(泣)家に帰ってホロスコープ書いてみたかったのに。
ネットでは生年月日までしか出てきませんでした。
パンフ買えば台詞も出てないかなあ…惜しい事しました
最近の占星術への私の傾倒ぶりは皆様もご存知でしょうが、予備知識なく選んだミュージカルにまで占星術に縁があったとは。
嬉しいシンクロでした