PCを新しくしたいのですが何を買ったらいいですか?と、いうご質問を受けることが増えてきました。
その方の使い方やPCに期待するものによっても変わるのが当たり前なので個別にご相談に応じていますが、
基本的な点は皆様同じかなと思ったのでブログに書いてみようと思います。
まず最初。
予算(笑)
これ大事です。が、一番決まらない部分でもあります。
何故なら、皆様ご納得されれば少々お高くても買うからです。
流動的なのはしょうがないので、せめて自分が納得出来る買い物をしたいですよね。
なので、次から条件を搾っていきます。
予算は大体10万円まで、程度にしておきましょうか。
1.Win or mac?
今やWindowsとMac(Apple)の区別が付かない方はいらっしゃらないと思いますが、この二つ、何が違うか。
正直、違いはありません(笑)既にハード(技術)的なところの優劣はないと言ってもいい。
だって、Macにインテル入ってる(爆)いや、インテルPCにMacOSが入ってるのです。
この二つは基本ソフト(OS)の違いだけです。OSが違うと操作手順が若干違います。
マウスクリックはダブルかシングルか~から始まり、ファイルやフォルダの扱い方など様々な場面で違いがあります。
ちなみにおなじPCにWinとMacみたいに二つ以上のOSを入れることだってできます。
ただ、両方とも同じ機械に入れられるということは、どちらでもいいとも言えます。
なお、随分頑張ってはいますが世界シェアで比較すればWinの圧勝です。
日本はApple製品が根強い人気なので意外に思われるかもしれませんが、8対2でWinがWinner(笑)です。
だから、ここでのおすすめは「使いたいほう」で選びます。
慣れるのに時間を掛けたくないから今までお使いのもの、どうせなら両方覚えたいと思うなら違う方。
初心者もネット見たら大丈夫。使い方はすぐに覚えますよ。
2.ノート?デスクトップ?
これも好きずき…ですが、持ち運ぶ(モバイル)可能性を考慮するならノートです(当たり前?)。
ただ、ノートも重くてワイド画面、ドライブ全部再生可能で…と形状はノートでもちっとも持ち運びに考慮してないものもあります。
場所があって、グラフィックとか映像制作と言う用途がある方はノートはサブ機でメインはデスクトップが多い印象です。
私は一通り全部やりますが、キーボード打つのが好きなので、今はノートメインですがデスクトップにしたいです。
これも考えようで、自宅にモニター買えばノート繋いで即席デスクトップです。なので、やりようはいくらでもあります。
ここでも大事なのは自分が使いやすいほう。普段使う場所、サイズを重視して。想定外の用途については後で考えましょう。
3.最も訳が分からないもの。それがスペック(爆)
OSと形状(ノートorデスクトップ)が決まったら?チラシを見る人、ネットを探す人、お店に見に行っちゃう人、様々ですね。
このいずれの行動を取るにもハードルとなるのが「スペック」、機能表のことです。
ここも考え方なんですけど…もう、以下の言葉だけ覚えてください。
CPU:インテルi5以上、メモリ8GB、 HDD 500GB以上、です。
これ以下は今や、「負け組」(カ、過激っ)です。
どうやら最近、これ以前のスペックの物が価格控えめで出回ってるようで、ご相談でもこれ、お安いんですけどどうですか?と言うご質問が多いです。
勿論使えなくは無いんですけど、あえてお金を出すのに今、これを買うか?と言われれば私はNOです。
昨年発表されたインテルのCorei9はまだ、コンシューマ(ここでは一般販売用に組まれた製品としてのPCを指す)には出回ってないようですがi5⇒7⇒9と既に2世代進んでいます。
今から使うなら長く使えるほうが絶対お得で、予算が許す限りここに投資をおすすめしたいです。あと、メモリは8GBないとWin10やMacOSXを生かせません。何で?を知りたい方はネット検索をなさって、納得出来る理由をみつけてください(雑っ?!)勿論これも予算が許せば盛れば盛るほど動作は機敏です。特にWin10ではその傾向は顕著です。なお最近のハイエンド(上級機)は16GBが主流になっています。
そして最後のHDD 500GB以上。
これも予算が許せばSDD(シリコンディスクドライブ)。軽いし衝撃に強いです。以前は容量が256GBまでと言う時代も有りましたが現在は512GBも多くなりました。最近聞いたのは2TB(テラバイト)!ですが、ここまではさすがに必要ないかな(笑)
ただ、これは別の選択肢もありまして…そう、クラウドです。
インターネット上に自分のデータを置く場所(ストレージといいます)を確保しておけば、
ローカル(自分のPC)上に容量が必ずしも必要ではないという。
外出作業する方に限らず、最近はクラウドサービスが一般的になり、GoogleやOneDriveなど無料のサービスから課金すれば容量アップも簡単になっています。
課金、と言うと引かれる方も多いですが、意外なところで無料で容量アップになるサービスもありまして、
例えばOffice365(エクセルやワードをインターネット上で使用するアレです)を年間契約(サブスクリプション)すると、特典で5G⇒1TBにアップします。
Office要らない方もストレージだけの利用で毎月249円で無料5GBが50GBと10倍になります。
ファイルをクラウドに置くことに抵抗がある人もおいででしょうが、ネット環境を考えに入れてもクラウドにファイルがある安心感は、特に持ち歩く人にはお分かりだと思います。
デスクトップでもローカルの容量を圧迫しないのでPCの動作環境的にも安定します。
特に写真が趣味で気が付くと増えてる方にはクラウドに置いて急なPCクラッシュでここ数年の思い出全消し(号泣
)に備えるのもアリではないかと思います。
まだまだ選考基準はありますがこれ以上は個別にご相談ください。
これまでのPC歴やお使いの環境に合わせ、候補を選別致します。
そろそろ買い換えないとヤバい…と汗をかいてる方のお役に立ちますよ^^。