この本を読んでいる時に、ふと、気がついたことがありました。
あるページに、親の人生の計画を子が歩むことがある…といったような意味の文があり、ふと、そこで自分の親の顔が脳裏を掠めていったのです。
何故、ここで親の顔が?(ちなみに両親揃って元気です・笑)としばらく考えていると、やはり以前、感じたことを思い出しました。
私の家族は両親・父方の祖母・兄の5人で、今の実家は両親だけで祖母は既に鬼籍に入っておりますし兄も私も出ております。
両親は10年(うち半分くらいはグループ・失笑・交際だったそうですが)の交際を経て恋愛結婚したそうです。
今、宿曜で調べてみると栄親、結婚には最適な相性ですね(*^.^*)
事実、結婚後は大きなトラブルは無く、まあ普通の夫婦やってます。
そして兄。
兄と父は同じ参宿、母は井宿、ここまで見事な栄親関係です。
最後に家族に加わった私は觜宿。
父と兄とは栄親、母とは友衰で私が衰、どうしても弱い立場でした。
…小さい頃は母が怖くて怖くて。
父がその分可愛がってくれましたのでグレはしませんでしたが、なんでこんなに怖いんだろうと幼心に不思議でしょうがなかったです、好きなのに。
その後、ヒプノセラピーやらインナーチャイルドワークやらで大分(完全ではないwこれは一生物と割り切っています)母との間にあったしこりはなくなりましたし、今では仲良しですが、…宿曜でみると成程、ですね。
こちらのサイトを見ると「言葉に注意」とか、笑っちゃいます。
まさにこのまんまのことを言われて育ちましたから。
私の言動は随分母の神経を逆なでしたみたいです。
お母ちゃん、ごめんm(__)m。
それで、以前思ったことというのが、「うちの両親はどちらも子供らしく育ってないんだなあ」ということでした。
父は10歳で父親を亡くし、以来お嬢様育ちの母親と弟妹を守る為に中卒で働き、高校は夜学に通いながら、卒業後も同じ会社でずっと働いてきました。
仕事もできる人でしたが、その会社が急発展し、今では知らない人は日本にはいないだろう某有名メーカーにまで成長した際には学歴が無いことを理由に出世の道を閉ざされました。
そこで思い切って何十年も勤めた会社を辞め、副業を許してくれる会社に移り、二束のわらじを履き続けて独立、以来ずっと自営でやってきた人。
母は夫と長男を亡くした母親と年の離れた妹と、やはり必死で生きてきた人です。
どちらもまだ10代になるかならずかで働きに出て家計を支えてきたということですよね。
それが急に、「ああ、両親は、だからあんなに私たちを子ども扱いしたのか」という思いに繋がったのです。
父は勿論、母も私には理解できないところで親の強権というか、頑固さを見せることがあり、普段厳しいのにどうしてそこではそうなの?(すみません、詳細を語れないのでわかりにくいですが)ということがあり、その部分が私には今までわからなかったのです。
でも、それは両親が本当は自分たちにして欲しかったことだったんだと、その時やっとわかったのでした。
どうやら、今の私が抱えている問題は、両親の人生に寄るところも大きいのだと知った次第です。
両親のせい、とか言うことではなく、この二人の下に生まれてきた自分が、なんでこれができてあれができないのかの理由の一端を垣間見た気がしたのです。
事実はどうあれ、そのことに気づいた私が真っ先に思ったのは心からの感謝の気持ちでした。
必ずしもそれは全うじゃなかったかもしれないけれど、確かに両親の愛が見えた、そう思ったのでした。
気がついたからには乗り越えられるし、それがお互いの為にもなるはず。
そう信じてやっていこうと、今は思います。
…読み返してみると他人様が読まれてもわけがわかりませんね、これは(汗)
ただ、決意表明をしておきたかったんだとご理解ください。
この気づきは忘れないと思いますし、きっと解けると信じます。