占星術の世界では元旦にも例えられます。
よく一年の計は元旦にありなどと言いますが、占星術でも同様に、春分図を紐解いてその一年の流れを読むことができます。
春分図、正確には牡羊座に太陽がイングレスした時のホロスコープです。
今年は3月21日の1時30分(地域は大阪で算出)でした。
Stargazer*ホロスコープ作成ソフトの画像をブログ等に上げるのは確か許諾が必要だったと思うので図は上げませんが、アセンダント(東の地平線)は火星が合、オーブ(誤差)は大きいですがすぐ先には土星、そして冥王星が山羊座に集中(イングレス)しています。1ハウス(本質)に個人天体では行動を司る火星と抑制を促す土星が同座しているのはまるで車のアクセルとブレーキを同時に踏んでいるようにも見えます。
またその他の天体も漏れなく、この火星とアスペクトを作っており、かなり騒々しい一年になりそうです。
他の天体もまた、2・3・4室に集中しており、これも気がかりです。今年は個人の生き方そのもの(本質)を作り上げる為に行動(火星)が必要となる一年になるのではないでしょうか。
2ハウスは人それぞれの価値観、3ハウスは好奇心や知識欲、4ハウスは居場所、と、どれも個人の存在そのものに深く関わる場所であること、これらのハウスのサインが牡羊座であることも重要な点だと思います。
金星は水星と合しており、個人的な価値観を表現することにためらいがなくなっていくでしょう。
そして、8ハウスの獅子座に居るドラゴンヘッドはそこにドラマ性を求めます。
これまで以上に「普通」ってなに?そんなの知らないよ、と我が道を行く人が増えるでしょうし、そういう生き方を肯定する動きも高まっていきそうです。
ただ、あくまで山羊座土星の重石の元なので(苦笑)プレッシャーからは逃れられません。
更に山羊座後半に居る冥王星は次の水瓶座に向けて固定化した価値観や常識に異議を唱えていきます。
これらの星々の試練(?)を乗り越えて残ったものは各々自身の価値観であり、これからの生きていく糧になっていきます。
とてもパワフルな配置ですがどの星にもアンチテーゼ的なものが用意されているようで、本当に今年一年目が離せそうにありません。
これはあくまで全体の印象ですが、ここに個人の出生図を当てはめるとその方の今年一年の大きな流れを読むことができます。
占星術での鑑定をご希望される方はメッセージかこちらのメールフォームからお気軽にお問い合わせください。
今日はこれから鑑定です。
とても楽しみです(^^♪